釈迦十六弟子の一人である目連は、悪道に堕ちた母を救うために地獄におもむく。燃え上がる劫火の彼方には、血の池地獄、不産女地獄、刀葉林地獄…。
そんな阿鼻叫喚の死者たちにとって、愛とは、執着とは何だったのか。そして煮えたぎる大釜の傍らで獄卒が目連に示したものとは?
地獄絵の絵解きを通して語る愛と悲しみの地獄。
開催詳細
- 日時
- 2017年8月19日(土) 18:30 – 20:00
- 講師
- 西山 克【関西学院大学 教授】
- 会場
- 中津軒(三重県津市中央5-5)
駐車場は、岡三証券のご好意により、隣接の「神楽洞夢」駐車場をご利用いただけます。
- 中津軒(三重県津市中央5-5)
- 受講料
- 2,500円(1ドリンク付)
- 食事会
- +2,500円(ドリンク付の特別料理)
- お申し込み
- 059-228-2748(中津軒)
- hiranokikakusha@gmail.com(ひらのきかく舎)
- その他
- 当日は、関連書籍の販売及びサイン会を行います。また、トーク終了後に講師との食事会を22時頃まで開催します。どなた様もお気軽にご参加ください。
- 主催
- 中津軒、ひらのきかく舎
講師プロフィール
西山 克(にしやま まさる)
1951年東京都生まれ。神戸商科大学助教授、京都教育大学教授を経て、2001年より関西学院大学文学部教授。
歴史科であった父の職場の移動に伴い、徳島市内で少年時代を過ごした後、伊勢に転居。伊勢高等学校等を経て、京都大学大学院(国史学専攻)単位取得。研究分野は、日本中世史、歴史図像学。「東アジアサイ異学会」を創設。
著書に「聖地の想像力 参詣曼荼羅を読む」「中世ふしぎ絵巻」、編著に「怪異学入門」など。