明治23年(1890年)、現在の和歌山県串本町沖で起きたオスマン帝国軍艦のエトゥールル号海難事故をご存知ですか?
20代半ばの山田寅次郎は、犠牲者への義捐金を集め、単身オスマン帝国へ届けに行きます。スルタン(皇帝)に謁見後、イスタンブルに留まるように命じられ、《皇帝のアートディレクター》となりました。民間外交官、実業家、茶道家元でもあった、人並み外れた行動力と好奇心がもたらした、奇想天外でとても豊かな寅次郎の人生を振り返ります。
開催詳細
- 日時
- 2018年3月17日(土) 18:30 – 20:00
- 講師
- 和多利 月子【ワタリウム美術館役員】
- 会場
- 中津軒(三重県津市中央5-5)
駐車場は、岡三証券のご好意により、隣接の「神楽洞夢」駐車場をご利用いただけます。
- 中津軒(三重県津市中央5-5)
- 受講料
- 2,500円(1ドリンク付)
- 食事会
- +2,500円(ドリンク付の特別料理)
- お申し込み
- 059-228-2748(中津軒)
- hiranokikakusha@gmail.com(ひらのきかく舎)
- その他
- 当日は、関連書籍の販売及びサイン会を行います。また、トーク終了後に講師との食事会を22時頃まで開催します。どなた様もお気軽にご参加ください。
- 主催
- 中津軒、ひらのきかく舎
講師プロフィール
和多利 月子(わたり つきこ)
1964年神奈川県生まれ。幼少期のトルコ訪問を機に、祖父の山田寅次郎に興味を持つ。結婚後、茶道の世界から現代美術の世界に視野を移す。「アート・1日幼稚園」「アート・1日小学校」などの企画に参加し、アートと教育を融合させた子どものワークショップを15年間開催した。2015年から「山田寅次郎研究会」を主宰。4人の子どもの母でもある。